現在、国内産小麦は全国各地で生産され、それを原料とし、国内産小麦粉として、様々な製品に利用されております。また、行政、研究開発機関、生産者及び関連企業では高品質の小麦品種の育成と、安定供給に向けた研究開発により国内産小麦の品質は日々向上しております。生めん類業界においても、特色ある製品として、また地産地消の取組として、多くの製麺事業所では国内産小麦粉を使用しためん類の製品開発に取組み、商品化されております。
このような現状を踏まえ、令和4年に1回目となる国内産小麦粉を使用した生中華麺の品評会を開催し、関係する多くの皆様に高評価をいただきました。本年、令和5年においても継続して実施し、製麺技術と品質の向上と国内産小麦の需要拡大の一層の推進を図り、業界の発展と国内農業の振興に寄与することを目指してまいります。